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2012年2月16日木曜日

厳冬期の富士山へ その4

長野県警の“やまびこ” 北アでしょうか、岳に出てくるやつかな?
転ばぬ先の杖を、
というか金銭的なリスクヘッジを、


山で遭難して数日~長期間捜索を受けるとかの話ではなく、
例えば滑落して骨折とか、低体温症で動けずとか、意識に全く問題ないがどうしても人の手を借りないと下山できないというシチュエーションは十分ありえる。

じゃあ万が一のときはすぐに救助を呼ぼう! といっても
場合によっては救助にかかわるコストを依頼者自身が負担しなければならないことがあるらしい。

にわかに得た知識だと、遭難→救助依頼となった時、
●所轄警察のヘリが空いておらず民間機が出動した場合
●警察官だけでなく民間人が救助・捜索にかかわった場合 など

ヘリの稼動時間分、ウン100万円とか、救助にかかわった人たちの人件費など
後からゴッソリとお金が必要になることがあるらしい。
・・・自分じゃ破産する。まさにデフォルト。

あと、冬季富士山の富士吉田側で救助された場合、富士吉田署で“二度と入山しない”と誓約書を書かされるとか。
(定かではないが)

保険は?と思うが大概の生命保険は山岳事故に保険金を払わないらしい。
エンデューロとかモトクロスでもそうなのかな?

じゃあモンベルが代理店してる山岳保険とかそういう広告よくあるじゃんと思うのだが
“ピッケルやアイゼンを使用する登攀”は除外とか、保険それぞれの約款が難しい。
いまいち線引きがわからない。

で、ちょっといいなと思うものを見つけた。
jRO 日本山岳救助機構会員制度 (ジローと読んでいいらしい)

いいなと思う点は、
●相互扶助方式で金銭負担が保険と比べて軽い
●国内ならば、どんなフィールド、スタイルも問わない(捜索・救助費用上限は330万円)
つまりコスト負担が軽く、どこの山でどんな登り方をしてもいいというもの。
“登攀は危険度が高いから払いません”とか○○ルートは危険だからダメとかそういうのが全く無いようだ。

費用は、入会金\2,000、年会費\2,000に加え、
その年にかかった会員の捜索・救助費用を全会員数で割った“事後負担金”を年1回払うようだ。
実績は、2010年:\600、2011年:\700。
事後負担金はその年により変化するが、これなら初年度約\5,000、以降年間約\3,000の負担で済む。

これにしようかな。
イザというときに金のことなんか考えたくないし。
とはいってもあくまで万が一の時のため、
これで気兼ねなくヘリを呼ぼうなんて思ってないし。

眺めてないで行かないと。 もう2月が終わってしまう。


<厳冬期の富士山へ>

2 件のコメント:

  1. ヘリは助手席に乗せてもらったことがあります。
    降下する時は足元がガラスでスケスケなこともあって金○マがちじみ上がりました。

    西武ドームは近所の彼女が書いたのかしらん・・・

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    1. セレブですね!
      一度は乗ってみたい、山ではなく東京湾とか。

      近所の女子とは程よい距離を保ってます・・・

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