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2012年8月20日月曜日

チャリ旅2012夏 DAY1 箱根越え

8月14日に出発するつもりが、当日は朝から雨が本降りだったので諦めて翌15日に出発。
さすがに雨の中100数十キロも走る自信は無かった。


初日でテンション高め&箱根越えを予定していたので勢いあまってA.M.03:00発。
テールライトは荷物で隠れ気味だったので急遽もう一つライトを追加した。
クリップ式でそのままではうまく取り付けられなかったのでゴムで荷物と荷紐にくっつけた。
前方の自転車用ライトは道を照らすほどの明るさは無いので山で使ってるPETZLのヘッドライトを頭に付けて走る。

交通量も少なく快適。
あっという間に多摩川を渡り。

国道16号から129号に合流する辺りで明るくなって、
相模川を越える。
猿ヶ島に行く癖でうっかり川沿いの道に下りそうになった。
今日も雲が多く朝日は見られなかった。

厚木で129号から246号に入り、少し南下して小田原厚木道路の側道をひた走る。
信号も交差点も殆ど無くめちゃくちゃ快適。
なのに適度にコンビニなんかもあったりして便利。

この辺りから意識して休憩を多めに取る。この時点でまだA.M.6:30。
というのも今日の宿は三島に予約済みで、このペースだと15:00~のチェックイン時間より大幅に早
着しそうだったので。
車ならいくらでも暇潰せるけど自転車じゃ時間を潰す場所も限られる。

iphoneのルート案内(徒歩モード)に従って平塚IC付近から小田原厚木道路を離れて更に南下。
広大な水田を抜ける。
この辺りでこんなに米を作ってるなんて知らなかったから意外。

この辺りから県道63号に入る。
この道もそこそこ快適で大磯を抜けて、

ついに東海道に合流して小田原着。
この時点でA.M.8:30。
あとは箱根越えだけなのにちょっと時間が余りすぎてる。

が、時間を潰すのにも限界があるし、箱根の山を見上げると雲行きも怪しいので、

とりあえず箱根湯本まで移動。

河原で休んで時間潰しながら何台ものチャリを見送る。
休んでるときはiphoneで写真撮ったり、ルートのログを記録するためにRunKeeperというアプリも動かしっぱなしだし、ガーミンのGPSをハンドルに付けてきたとはいえiphoneのマップのほうが見やすいのであっという間にiphoneのバッテリーが無くなる。
しかたなく旧道入り口のセブンイレブンでiphone用の電池買った。
(この電池、結局毎日使うことになる)

どうせ時間を潰すなら峠を越えてからにしようといざ登る。
ちょっとした思い出のある旅館を過ぎて、

廃屋っぽいところのsexyモザイクを過ぎた辺りでいきなり本降りの雨。

木の下で少し雨宿りしてから降ったり止んだりの中、
女転し坂を抜けて登り続ける。

しかしタイヤが滑る。
急登かつ雨なので、七曲りの左カーブなんか漕ぐとリアが空回りする。
車も多いので広い歩道があったら乗りたくなるが、いざ乗るとツルツル滑ってとても走れない。
グレーチングなんかに乗ってしまうとフロントさえ大胆に滑る。
細かな溝のあるタイヤの方がいいのだろうけど逆に晴れのときにスピードが違うんだろうなとか思う。
途中、ロードバイク10台くらいに抜かれたけどあんなに細くてツルツルのタイヤでよく滑らないなと感心。

樫の木平(見晴し茶屋跡)で休んでココまで登ったぞ感を味わいつつ、

甘酒茶屋に到着。
もう峠も近いのでまた休憩。

この甘酒茶屋、今までバイク(エンジン付き)で通っても一度も入ったこと無かったし、そもそも普通の売店だと思ってたら違った。
中は無料休憩所になっててこんな展示があった。
でもめちゃくちゃ暗くてちょっと怖い。 子供が泣きそうな雰囲気。

その後、石畳の箱根旧街道でショートカットできるか悩んでみたりしながら、

お玉ヶ池を過ぎてついに芦ノ湖 というところで大雨。
道中まともなものを食べてなかったことを思い出し、なぜか箱根でどさん子ラーメン。
お店の前で雨宿りできる場所があったので食後1時間くらい待つがいっこうに雨が止む気配がない。
ここでも5台くらいの本気系ロードバイクをやり過ごし、しかたなくカッパの上だけ着て出発。

ついに芦ノ湖へ着くも雨が強すぎて写真撮れずスルー。
そのまま箱根峠へ辿り着くも雨真っ只中。

ちょっと待てば晴れるんじゃないかと思い暫く待つ。時間はたっぷりあるし。
と期待したものの全く止む気配なし。

諦めて下る。
が、ここでケツに激痛。
これまでずっと痛かったけど座りすぎてズキズキ痛い以上の感覚はなかったのに、下り始めた途端、ヒリヒリと擦り剥けた系の激痛が。
ケツズラシを駆使したりスタンディングしながら常時ブレーキかけながらソロソロと下る。
(Vブレーキだから濡れた状態でスピードが出ると止まれない。)

あまりに長い下りでケツだけでなく手も限界に。
たかが下るだけなのに途中で休んだり。

結局三島に下るまでピッタリ1時間もかかった。
着いてみれば祭り中。
本番は夜からなのか? いろんなところで何かの練習とか準備をしてる様子。

もっと見てみたかったけどいつの間にかホテルにチェックイン可能な15:00を過ぎていたので早くシャワー浴びたいとかケツを休ませたいとか考えてホテルへ逃げ込む。
シャワーがケツに沁みてこれまで以上の激痛に叫びたいのを抑え、恐る恐る鏡でテメェのケツを見てみたらやっぱり赤く擦り剥けてる。
(なにやってんだオレ的な、なんともいえない気分に落ち込む)

夜になってガヤガヤとにぎやかな喧騒が聞こえるけど、
眠いとかじゃなくケツが痛すぎて一歩も外に出れなかった。

とういうことでDAY1のログ。
走行時間:12時間33分
走行距離:125.99km
一日の最長約100kmを更新した。

DAY2につづく。


DAY2 伊豆半島一周
DAY3 休息日(伊東~熱海)
DAY4 湘南
DAY5 三浦半島一周~完結

2 件のコメント:

  1. サドルがロード用だと痛いかもね。
    マウンテンは後ろ加重だからね。
    ヘルメットはかぶったんだろうネ?

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    1. これでケツに耐性ができたので暫くは長距離も安心な気が。
      ヘルメットは当然、かぶってないです・・・
      必要性は感じるのですが、どうせかぶるならチャリよりカブがいいななんて・

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