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2012年12月31日月曜日

ノーマルタイヤじゃ無理だった (プレランの件 第五夜)

富山市街に着いた翌日。
主要道路だけ走ってればノーマルタイヤでもいけるとなめてたら結局恥ずかしい思いをした。


前日はあっけなく富山にたどり着いてしまって、とりあえず道の駅で一泊。
夜はすごい強風で車が揺れてたけど大して寒い思いもせず、起きてみたら一面雪になってるってこともなかった。
3シーズン用シュラフと冬用シュラフとゴアテックスカバーとインナーシーツの4レイヤーで全く問題無く快眠できた。
当たり前と言えば当たり前。
気温なんて明け方でもせいぜい氷点下数度くらい。
問題は寒さより雪なんだな。

調子に乗ってとりあえず金沢方面へ向かったはいいものの、金沢方面に進むほど天候がまずくなってきた。

なんせノーマルタイヤなのでスタッドレスを履いた地元車のスピードにはかなわない。
なるべく後ろを詰まらせないようにまたびくびくしながら進み、
金沢市街についた頃には信号で止まるたびにスリップする距離が長くなってきた。
遂に本気の限界に達した。

それでもどうしても行きたかったところがあったので、10:00前に金沢着。
時間調整が必要だったのでビチョビチョになりながらちょっとだけ歩いた。

凍結防止用の水が歩道に噴き出してるのに暫く気づかず下半身をビチョビチョにしながら。
(殆どの噴出し口はチョロチョロだけど何個かに一個とかの割合で余裕で腰くらいまで飛ばしてくる噴出し口がある。)
兼六園付近だったので歩行者もそこそこいたけど、基本みんな長靴だった。

1時間以上時間を潰す必要があったので営業してる喫茶店を探してかなり歩き回ってやっとミスドを発見。
一息つくものの、今度こそ本当に北陸に閉じ込められるんじゃないかと気が気じゃない。

11:00には用事をすませ、

逃げるように富山方面へ。
本当は北上して雪のなぎさドライブウェイに行きたかったけど、今となっては夢のまた夢。
前はバイクで行ったけど今回はチャリでゆっくり走ってみたかった。
てか、この季節に北陸までチャリを積んできた自分のアホさ加減に今更気づいた。

富山方面へ戻るにつれ、また天候が回復してきたので一応海岸まで出てみた。
なぎさドライブウェイへ行けなかった欲求不満もあったし。

途中、慣れない路面電車との並走にビビる。

関係ないけど、
過去に出張で全都道府県を制覇したけど高知とか広島とか長崎とか、路面電車のある都市にはアコガレる。
街の中に電車が混ざってるだけでなんとなく楽しげな感じになる。
環7で世田谷線を横断するのとはちょっと違う。
もし生まれ故郷を選択できるとしたらその中でも高知がいい。
街も海も田舎の漁村も味があって夏休みの過ごし場所として最高。(そういう意味では瀬戸内の小さな島も捨てがたい)
且つ夜は市街のでかい屋台村がすごく楽しい。
高知というと屋台村のカツオのタタキとビールばかり思い出す。

とか思いつつ、富山入り2日目にしてやっぱり避けて通れなかった8番ラーメン。
ブラックも行きたかった。

そうこうしてるうちに富山も天候がアレになってきて、悩ましくなる。

また開田高原で帰ろうか... ⇒ 無理っぽい。チェーンでなんとかなるかもしれないけどまた同じ道は...
高速を使ってしまおうか... ⇒ 下道より雪は無いと思うけどこれから夜だし事故起こしそうな気が
糸魚川経由か... ⇒ 恥ずかしいチェーンをどのタイミングで装着するかが問題

つづく。
年内現像は間に合ったけど結局年を跨いでしまった。

最初
第ニ夜
第三夜
第四夜

第六夜(終)

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