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2012年9月3日月曜日

第1回 信越トレイルレイド レポ その2

8月26日(日)の第1回 信越トレイルレイドのレポ。 前回のつづき。


7月の群馬ではEPC問題の成績が悪く、リザルトがビリから2番目だったので今回はもう少し良い結果が欲しいとか考えながら、先にスタートした他の参加者さんを追うかたちでスタート。

改良したマップケースステーVer.1.1も相変わらずブルンブルンしてるけど前よりはもげる心配も少ない。
天気が良く、路面が乾いているのでアスファルトで滑ることも無く順調。
(前回は舗装路の登りとかで常にツルツルスリップしてた)

前回と比べてルートがわりと分かりやすくミスコースの不安も少なかった。
前回は細々とした住宅地等があってそこそこ不安があったし実際、ミスコースもした。

なので、前回よりEPC問題を探す余裕も少しあった。
とは言え、前回以来バイクに乗って無かったこともあり、林道に入るとついついEPC問題のことを忘れて走ることに集中してしまう。

途中、ものすごく細い道に入った瞬間、馬の集団と鉢合わせてビビってコケそうになる。

瞬間的にエンジンを止めて道を譲りつつ写真を撮らせてもらった。
皆さんポーズをとってくれたのにカメラが起動直後に数秒フリーズしてなかなかシャッターが下りず最後の2人しか撮れなかった。
たまに林道で馬に遭遇することはあるけど最近、猿の惑星の最新版(創世記)を見て騎馬警官の有用性を初めて理解したところだったのでちょっとアコガレた。

馬で日本一周とかできるのかな。
もしやるなら餌の積載が大変そうだから馬車スタイルになってしまうのかな。
できればラジオフライヤーくらいのコンパクトなトレーラーを引いて乗馬スタイルでやった方が楽しそうだ。。。 とか妄想する。

最近こんなものにもアコガレる。


ポツリポツリと先行者を抜きつつCPに到着。
ここで事務局のYさんといろいろ喋りつつ後続を確認してまた出発。

今回は比較的砂利道が多かった。

前回は林道での写真が1枚も無かったので今回はと思い途中で撮っておいた。
もっといい感じの林道もあったけどいい感じな林道ほど途中で止まる気にはなれない。

Ver.1.1ステーは順調だったけどやっぱり前方側への曲がりは抑えられなかった。
気づいたらかなり前へ倒れこんでる。
製作時から想定内とはいえ前夜にK藤さんに指摘されたとおり。
曲がった箇所がステーの穴あき部分ではないことを確認し、手前側(後方)に曲げ直し(引き起こし)ながら進む。
やっぱり折れなくても1日使い切りだ。
曲げ直しを繰り返す以上、金属疲労が心配でもう一回使う気にはなれない。

たまにEPC問題の回答を記入しつつ、そこそこの人数を抜いてきたがまだNさんを見ていない。
今回はCPの開設時間指定も無かったので先頭集団は相当早く走ってるんだなとか考えながら走り続ける。

途中、めちゃくちゃ綺麗な湖があって時計を見たら正午を過ぎてたので用意したランチパック(ラリーで言うランチパックではなく山崎製パンのヤツ)を食べようか迷うが、まだ先頭集団は先だし、とか思って先に進むことにした。
やっぱり昔の北4の記憶とか前回の群馬の記憶もあり、なるべく前に出て余裕を持ちたいと思う。

その後も、路面、ナビゲーション共に難所と言える難所は無く、気づけばもうゴールまでさほど距離が無いというところまで来た。
なるべく写真を撮っておこうと思い出し、ここからは電源ONのまま走る。

が、気づいたときには遅かったか、
少しずつ山を降り、

周囲は開けていき、

何だか市街へ向かってる雰囲気。

もう終わってしまうと焦りつつ、
田んぼで飛び回るトンボを見て夏も終わったな とか物思いにふけりながら、

もう山から完全に離れたな・・・ と思ったら、

ゴールしてしまった。
道中見なかったNさんはやっぱり既に着いていた。
先頭集団だと思ったら一人だけの様子。
話してみたらスタート直後にトリップメーターのトラブルに遭い、泣く泣くエマージェンシー封筒を開けてエントラントからオフィシャルに変身したとの経緯。

非常に残念。
前回の群馬と違ってスタート地点が遠く、はるばるココまで来たのにルートの殆どを走ることなく戦線離脱となってしまった。
これが雨ならもろもろ割り切れると思うけど(自分だったら)天気も良かっただけに悔やまれる。

ということで、Nさんにゴール時間を記録してもらう。
結局ゴールは自分が1番だった。
どこかの林道でフレッシュな蜘の巣を破ったので、今思えばあのとき既に先頭だったっぽい。
(Nさんお疲れ様でした。&記録ありがとうございました。)

暫くして2番目の方が到着。(群馬ではエアゲージを貸していただきありがとうございました。)

また暫くして3番目にK藤さんも到着。
走ってくるK藤さんを撮りたかったけどカメラのフリーズで間に合わなかった。

その後もみなさん続々とゴールし、集計を待って期待のリザルト発表。
前回とは違い、今回はEPC問題の複数正解の自信があったので(前回は正解1問だけ/全10問中)上位は無理でもビリ争い(前回はビリから2番)からは離れられただろうと思って少しワクワクしてた。

上位から発表され、何とK藤さんは3位
早く走ってもしっかりEPCは正解を稼いでいる。
上位2名まで賞品があったので惜しい。

前回XR400で参加したYさんは今回はデカいKTMで参加して6位とけっこう上位。
前回ビリ争いをしたKさんは自分よりも3つ上位だった。

で、順に発表されて何と自分は単独ビリだった。(1位と2,270ポイント差)
信じられない。

何故だ? 今回はそこそこEPC回答できたのにと思っていろいろ聞いてみると自分の知らなかったルールが2つあった。

その1: EPC回答は無記入だとペナルティ加算

前回同様に今回もEPCは全10問(だったと記憶)あったけど分ったところだけ記入して提出してた。
(前回も同じようにした。)
が今回終了後に皆で話してた中で、無記入だとペナルティとなることを知った。
ということは分らなかったEPCも予想で回答を記入する必要があった。

その2: ゴール時間は早いほどペナルティ加算

スピードは関係ないことは知っていた。
なのでCP開設時間等、指定された時間を守れば早かれ遅かれ集計には関係ない。
EPCの採点で同点の場合のみ早い方が上位となる  ・・・と理解していた。

が、これが全くの間違いだったようで、全員の平均走行時間を基準に早いほどペナルティが加算されるというのが正しいルールだった。
なのでEPC同点の場合というのも遅い方が勝ちみたい(未確認です)。
ということで敗因はこの多量の早着ペナルティ。

前回の群馬で早着ペナルティのため最下位となっていたKさんも知らなかったとのこと。
Kさんの群馬の早着ペナルティはCP開設時間に対してとかではなく、この平均時間に対してのことだったみたい。
(間違ってたらすみません。ルール詳細は事務局を参照。)

*EPC問題
スタート前にルート上の写真(看板とか風景とか)が10枚印刷された用紙を配られ、それぞれが何処にあったかを、ルートブックの距離で回答するもの。


がっかり。
何事に関しても1番になることなどまず無いが、ビリになることもなかなか無い。
貴重な体験だった。

でも今回も楽しかった。
コマ図を使う分、単に林道ツーリングするよりも楽しい要素がいくつも増える。
とか余韻に浸りながらトランポデポ地に帰る。

ここのところ"夏が終わってしまう" と所々でブログに書いてたけど本当に終わった気配。
撮ってきた写真を見ても光の具合が少し前とは何となく違う。 ような気がする。


第1回ジャパントレイルレイドも2/3戦が終わり、残すは福島トレイルレイドのみ。
気になる方は是非参加を。
と思ったけど9/1で締切でした。

<第1回ジャパントレイルレイド>
 1/3戦 第28回 群馬トレイルレイド (7/22)
 2/3戦 第1回 信越トレイルレイド (8/26) 今回
 3/3戦 第1回 福島トレイルレイド (9/15~/16) エントリーは9/1締切済み

ちなみに自分は福島に行くかさんざん迷った挙句に都合でNo-Trail(不参加メール送信)にしました。

信越トレイルレイド 準備
信越トレイルレイドに行ってきた
第1回 信越トレイルレイド レポ その1

4 件のコメント:

  1. こちらでははじめまして。

    ルール、今年から変わって早いとダメなんですね。
    遅くてもダメだし、高得点を得るのは難しそうですね。
    踏切の写真が秋を感じさせます。

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    1. たまふさん、コメントありがとうございます。
      遅くてもダメなんですね、これは知りませんでした。
      そんな中でも3位になってしまうK藤さんはすごいと思いました。
      今回はまだ暑かったですが次の福島は気温もちょうどいいかもしれないですね。
      祝賀会的な?夜も楽しそうです。

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  2. お疲れ様でした。
    えー、この3位は全くの偶然ですので…(汗)
    SEPCの正解が大きいですね、これは「勘」でした。(笑)
    ルールを理解する途中の方が面白いかも知れません。
    と開き直って楽しみましょう。

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    1. SEPCにはビックリしましたね。
      Yさんからあれだけヒントをもらったのに他の誰もわからないなんて。

      ルールを理解する途中の方が・・・
      実際そうかもしれないです、次回こそ集大成 という感じです。
      (来年になってしまいますが)

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