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2012年9月14日金曜日

ネイチャーストーブは無罪

秩父での小ビジネスに続き、バイク関連以外に不要なものがないかリストラに着手。
たしかユニフレームのネイチャーストーブを持ってたけどアレはもういらないかもと思ってストーブ裁判を開始。
結果、ネイチャーストーブの新たな使用法を知ってしまった。
めったに使わないクセに、これでまた処分できなくなった。


まずはボンベ直付けストーブと去年の風魔キャンプでも活躍した台みたいなやつのセット。
去年は魚焼き網で焼き鳥がしっかり焼けることも分かったし、この台みたいなやつがあれば重い鍋でも何でも載せられる。

数キロもある重い鉄板で焼ソバだってステーキだって焼けるし、誰かのストーブをもう一台使えば2バーナーでいける。

やっぱりこの汎用性は貴重だ。
そう考えると処分するのは惜しい。
結果、無罪。

次に山用のmoon walkerストーブ。

ボンベ直付けストーブがあればこのホース型は不要と思いきや、
テント内で使うにはやっぱりコレがないといやだ。
安定して倒れる心配もないし、天井の低いテント内とか前室ではこれくらい炎の位置が低くないとテントが溶ける。
しかもバーナー部を囲む小さな風防と中央のメッシュが効いてて、超強風に煽られてもメッシュが赤熱状態になってるので炎が消えない。
というか消えてもすぐに、勝手に再点火する。
ガスを暖めるヒートパイプも付いてるので冬山でも使える。(ガスもそれ用じゃないと厳しいけど)

直付けのやつと比較してパッキングサイズが大きくなるけどこれは手放すわけにはいかない。
そうすると一周して直付けタイプはいらないのでは、ということになるがこのホース型では台みたいなヤツが使えないし、焼き鳥とか魚の油がダラダラ垂れて汚れてもどうでもいいストーブという役割が必要だ。
なので結局アレもコレも無罪。

そして遂にメインの裁判、ネイチャーストーブL。

もう5年以上前か?、当時は結構話題のやつで、コンパクトに畳めてその辺の落ち葉とか木の枝とか"マツボックリ"とかで焚き火ができるというやつ。
バイクでキャンプする人は結構持ってる人が多い気がする。
車なら焚き火台なんて買わなくても一斗缶とか、コンパクトさを求めるなら業務用ホールトマトとかマッシュルームの空き缶とかに穴をあければ十分だけど畳めることに存在意義があった。
コレがきっかけで以降、色んなメーカーが焚き火台を売るようになった気がする。

でもこれはどのストーブより登場頻度が低い。
実際、購入直後にキャンプで1回使ったきり、5年くらい眠ってた。
整理の基本として、書類でも何でも"1年使わなかったら廃棄"とよく言うけどさすがに5年も使わなかったものなんて某オクで売り飛ばしてしまえと思ってた。
てか、ネイチャーストーブに関する説明で必ず"マツボックリ"が登場するのが何故かちょっと鼻に付くし。

鼻に付くんだよなーとか思いながら妥当な出品価格を調べようとしてググってたら焚き火なんかしなくても木炭とか練炭が使えることを知った。
焚き火だと直火で調理できないし鍋なんかも1回使ったら煤で真っ黒になるけど木炭とか練炭なら七厘代わりに使える。
当たり前と言えば当たり前だけど今までこれに全く気づかなかった。

そう気づいたのが数日前で、早速七厘代替品として使うべく必要なものを準備してみた。
焼き網とステンレストレー。
もちろん仕入先はダイソー。

ネイチャーストーブは底から空気を吸い込んで燃焼する仕組みなので底がメッシュになっててガンガン灰が下に落ちる。
ステンレストレーがあればコンクリートの上とか、灰を落とせない場所でも使えそう。

セラミックコートの無い網は蓋ができるバスケット型になっててソーセージとか焼き鳥を挟めるので焼きながら裏返すのに便利そうだったので買ってみた。

フィッティングしてみたらトレーはちょっと浅いけど焼き網はピッタリだった。

バスケットの部分がすっぽりハマるのでノーマルのX型ゴトクだと安定しない小さなブリッカも超安定。

炭と網の組み合わせなら煤汚れを気にせずアレもコレも、小さいものもいけるので夢が広がる。

トレーはこの浅さだと灰が散って意味を成さないかもしれないけどコンパクトだからこそのネイチャーストーブなのでケースに入ることを優先した。

この薄さだとかろうじて網とセットでケースに入る。
畳むとこのサイズ感で、

トレー、網、トングを入れてギリギリOK。

と、ここまででそれなりに満足して結局コレも無罪。
要らないと思っていてもいざ裁判にかかるとこうなる。

決着はついたものの、まだその先に発見があった。
今までストーブ類を全部広げたことがなかったけど今回こうしてみると未だ考えたことの無い組み合わせを思いついた。

もしかしてこれって? と思ってセットしてみたら、

いける! ネイチャーストーブLは"薪をくべる"(←いい響き)小窓が付いてるのでmoon walkerのホースの出口になる。

ストーブ内の熱が心配と思ったけど下からガンガン空気を吸い上げるので内部はあまり熱くならないっぽい。
上を塞いでしまうような鉄板でも載せなければホース付近はあまり熱くならなさそうな気がする。

そうとわかると勢いが止まらず早速ソーセージを焼いてみた。
これはいい。

この網ならバスケット内でソーセージを焼きながらその上の網でトーストも焼ける。

が、炭火と違ってガスの炎が一点に集中するのでこの場合は魚焼き網の方がいい。




でもあれだ、
一時的に盛り上がったものの、これってただの風防だ。
炭を使わず手軽に・・・ と思ったけど、
moon walkerは汚れてもどうなってもいいやつじゃないし、
だったら最初の台みたいなヤツでいいし。
ネイチャーストーブの燃料はネイチャーでこそ意味がある。

ということで最後にまた一周してしまった。
結局、全てのモノに固有機能があるものの周辺で微妙に重複。

アレもコレもしたいと思ったらアレもコレも必要になる。
やりたいこと(やること)を絞らないとリストラはできない。

とか、アレコレ考えて終わる。
やっぱり台みたいなヤツ(品名が思い出せない)の汎用性は高い。。。

2 件のコメント:

  1. 命拾いの品々
    アサマで活躍してもらおうか

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    1. そうですね、何かしらを選んで持っていきます。
      その前に気が向いたら日曜にテストするかもしれないですがきっと暑くてそれどころではないですよね。

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