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2012年9月6日木曜日

チャリ旅2012夏 DAY5 三浦半島一周~完結

チャリ旅2012夏、最終日(8月19日)。
横須賀から三浦半島を一周して鎌倉経由で帰路に着く。


横須賀のホテルでは持参したポータブルWiFiルータを初めて使った。
結論から言えば持ってくる必要は無かった。
せっかく持ってきたので最後のホテルで使わないと損するような気がして使っただけになった。
1年近く通電してなかったので設定が飛んでるかもと思ったけどちゃんと生きてた。

チェックアウトは相変わらず時間ギリギリまで粘る。
今回のホテルは11:00。
結局初日の出発日以降、朝早くから行動した日は一日も無かった。

ホテルを出たら海岸まで移動してよこすか海岸通りへ。

今まで走った何処よりも南国ムード。

猿島越しにランドマークタワーが見える。

浦賀までは伊豆の時と似た感じで坂を登っては下り、ビーチを過ぎるとまた登り、の繰り返し。

横須賀美術館ではシャボン玉大会的なことをやってた。
夏休み真っ盛りな感じ。

浦賀を過ぎてから、

三浦、金田付近までのそこそこ長い距離、平坦な海岸線が続く。 これは快適。

金田を過ぎるとまた入り組んだ海岸線になり、アップダウンのある道になる。
江奈湾の干潟みたいなところを越えて丘に登り、

毘沙門湾、宮川湾を過ぎて向ヶ崎先へ。

ここで、城ヶ島へ渡るために城ヶ島大橋への階段をチャリを担いで登る。
本当は階段なんか使わなくても橋に行けるけどうっかり海岸まで下ってしまった。
(橋は半島と島の丘の上を繋いでいる。)
この急な階段を見た時、やめようか躊躇してると、通りかかったおばちゃんが"みんな自転車担いで登っていくよ"と言うので何だか引き返せなくなった。

少し登って休憩。

また少し登って休憩。

更に登ってまた休憩。

最後に踏ん張って橋の上へ。

狭くて急でこれはキツかった。
チャリだけなら何てこと無いけど荷物も載せてるから大変。

城ヶ島へ渡ったものの、続く道があまりにもアップダウンが激しく見えたので先へ進む気がしない。
そう思ってると灯台へのハイキングコースみたいな脇道があったのでこれをこなして島は終了とすることに。

暫くダートを走るとグライダー広場という開けた場所を通過し、

海岸を見ながら進む。
思ってたより島は小さい。
小学生の頃に来たことがあるけど記憶なんて全く無い。

とうとう灯台が見えてきたと思ったら、

自転車では先に進めず。
海岸に下りる道もあったけど自転車で下れるような道じゃない。
諦めて引き返す。

三浦半島側に戻って三崎へ到着。

これまでろくな飯を食べてなかったので一応マグロでもと思って妥当な店を探す。

どのお店にも客引きが居て店先には観光客の気を惹きそうな派手なメニュー看板が出てる。
特に当てがあったわけじゃないのでちょっと迷うがいい感じの看板娘さんが居た店を選んだ。
入ったお店の名は覚えてない。
(周囲の他の店はおばちゃんばかりだった。)

親切にもチャリを屋内に入れてくれた。
中に入ったら1階にはロードバイクの先客がいて、その人はカウンターに自転車を立てかけてた。
で、帰り際に少し挨拶。
バイク同様、チャリ界も気軽に挨拶する感じなんだなと知る。
そういえば今回の旅に出てからそこそこの頻度ですれ違うチャリから挨拶された。
ピースではなく片手を上げる、もしくは軽く会釈。

この挨拶の頻度ってもしかしたら交通弱者順か?
というか単に移動スピード順か。
とかふと思う。 徒歩(登山・ハイキング)>自転車>バイク>車

腹を満たしてさあ帰るぞとまた走り出す。
海岸沿いを走って油壺を通るつもりがうっかり道を間違えた。
戻るのも辛いのでそのまま少し内陸側の普通の市街路を行く。
たしか防衛大の前を通ったような。

再び海岸に近づくと雰囲気がおしゃ高級な感じになっていき、

葉山へ。

ザ・夏休み的なお店もいい感じ。

小さなビーチがところどころにある。

葉山付近からは住宅街の細い道で海岸から宿へ帰る海水浴客とか観光客、さらに車で渋滞がひどかった。
江ノ島付近と比べて白人さんが多い印象。

車の間をとろとろ走ったりすり抜けたり。
気が付けば前日に通った逗子を抜けて鎌倉へ。
ここからは寄り道することも無く、オーソドックスに鶴丘八幡宮の交差点を通過。

そういえば今回、世間であまり知られてないと思われる亀ヶ岡八幡宮(逗子)に寄ろうと思ってたのを思い出す。
まだフレッシュマンだったころに何度も通ったお客のすぐ近くにあって"鎌倉の鶴に対抗して亀"的な説明看板があったはず。
そのことを鶴岡八幡宮で思い出すも、寄ったところで単なる確認作業になるだけだと考え先に進むことにした。

ここからはもう単なる帰路。
ひたすら自宅へ向かって漕ぎ続けるだけ。
すぐに日が暮れて夜チャリになるがDAY2の伊豆みたいな恐怖の闇じゃない。

鶴岡八幡宮の脇を通過したのが18:00ちょい前くらい。
それからひたすら漕ぎ続けるものの、ただ帰るだけなのでモチベーションも低くスピードが出ない。
帰るだけといっても何か目標が欲しいと考える。
結果、横田基地前のブルーシールでアイスを食べることを思いつく。

それからは今回のチャリ旅の区切りとしてアイスを食べながら余韻に浸ることを妄想しながら走ること4時間。
22:10頃にお店に到着。
が、閉店済み。
営業時間のことなど全く頭に無かった。
(あとで確認したら22:00閉店だった。。。惜しい)

このまま帰っても冷蔵庫には何も無い(出発時に意図的に空にしてきた)ので牛丼を食べて24:00くらいに帰宅。
旅の締めくくりが牛丼ってのも何だか空しい。

ということでDAY5のログ。
走行時間:13時間02分 (累計:52時間43分/5日間、平均:10時間33分/1日)
走行距離:147.39km (累計:563.26km/5日間、平均:112.65km/1日)


帰宅後にウキウキしながら体重計に乗ってみた。
毎日何リットルもの汗を滝のように流し、それに対してドカ食いもせず5日間過ごしたのでもしかしたら5kgくらい減ってるんじゃ?とか思ってた。

が、0.5kg増えてた。
理解できない。
筋肉が増えたのか?
と思うも、毎日与えたインパクトに対してそれを補うほどのタンパク質も摂ってない。
原因は浴びるように飲み続けたコーラか? (ゼロとかじゃなくノーマルバージョン)
減る前の小上がりなんて実際は無いらしいし。。。

一晩寝たら摂りすぎた水分も抜けて減ってるかと思うも変化はなかった。
しかもこの後5日間くらいは足がパンパンで寝ても起きても常時攣りそうで攣らないギリギリ状態が続いた。
(でも結局一度も攣ることは無かった。)
ケツを労わっての立ち漕ぎ続きが相当効いたらしい。

帰ってきて気づいたのは撮ってきた写真の中に毎日必ずヤマト運輸のトラック(または配達員)とプリウスが写ってる。
どっちも日本中に溢れかえってる。
あとあれだ、MOSSOが折れることも無く、逃げ帰り用輪行バッグの出番は無かった。

これでチャリ旅2012夏 終わり。


DAY1 箱根越え
DAY2 伊豆半島一周
DAY3 休息日(伊東~熱海)
DAY4 湘南


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